2019年08月28日
目が見えなくても見えるモノ
あなたの『今よりもっと』を応援する
カラーセラピストちおりです
夜涼しかったので、窓を開けて
鈴虫が鳴くのを聞いていたら
なぜか、ふと7歳まで住んでいた
長屋のことを思い出しました。
その長屋は、お風呂もなく
トイレは共同で外にあり
屋根に草がはえてる
古い建物だったな~(;^_^A
思い出すのは
ミシンで内職をする母のそばで
絵を描く幼い私
当時は、新聞の広告が
片面刷りで裏が白いのがあり
毎日それに絵を描いてたっけ
内職で忙しい母でしたが
描いた絵を見せた時は
ミシンで縫う手を止めて
褒めてくれるので
それが嬉しくて何枚も描いてたな
隣には大家さんの家があって
あばさんとおばあちゃん(親子)が
住んでいました。
我が家には電話がなかったので
大家さん宅の電話を借りていて
大家のおばさんが窓越しに
『中山さん!電話ですよ~』と
呼びに来てくれることがありました。
おばさんは、広告の裏に
絵を描いている私を見て
上手だね~と声をかけてくれ
白い広告をくれるようになりました。
おばさんがくれた広告に絵を描いて
プレゼントすると、とても喜んでくれ
また白い広告をくれるので
繰り返し何度も行ってたな~
『おばあちゃんが喜ぶから
また絵を描いて持って来てね!』
そう言って
飴玉をくれる時もあったな
でもね、おばあちゃんは
車椅子に乗っていて
目が見えなかったの…
少し大きくなると
目が見えないのに
どうして絵をあげると
喜ぶのかな?
なんて思ったけど
広告くれて褒めてくれるから
嬉しくて、ず~っと
引っ越すまで行ってたな~
でも今なら
なんでおばあちゃんが
喜んでくれてたのか
わかるような気がするな(*v.v)。
きっと心の目で
おばあちゃんを喜ばせようと
嬉しそうに恥ずかしそうに
絵を持ってくる私の姿を
見てくれてたんだろうね
『今日は何が描いてあるの?』
『女の子がチューリップ持って
隣に猫?犬かしら?
動物が描いてあるわ!』
『たぶん、それは犬ね!
あの子この前も捨て犬拾ってきて
怒られてたんでしょ?』
『そうそう、泣きながら
戻しに行ってたわよ~』
そんな会話がされてたのかもね

だいぶ涼しくなってきたね~
もう夏も終わりかな…
最後までお読みくださり
ありがとうございます
カラーセラピストちおりです

夜涼しかったので、窓を開けて
鈴虫が鳴くのを聞いていたら
なぜか、ふと7歳まで住んでいた
長屋のことを思い出しました。
その長屋は、お風呂もなく
トイレは共同で外にあり
屋根に草がはえてる
古い建物だったな~(;^_^A
思い出すのは
ミシンで内職をする母のそばで
絵を描く幼い私
当時は、新聞の広告が
片面刷りで裏が白いのがあり
毎日それに絵を描いてたっけ
内職で忙しい母でしたが
描いた絵を見せた時は
ミシンで縫う手を止めて
褒めてくれるので
それが嬉しくて何枚も描いてたな

隣には大家さんの家があって
あばさんとおばあちゃん(親子)が
住んでいました。
我が家には電話がなかったので
大家さん宅の電話を借りていて
大家のおばさんが窓越しに
『中山さん!電話ですよ~』と
呼びに来てくれることがありました。
おばさんは、広告の裏に
絵を描いている私を見て
上手だね~と声をかけてくれ
白い広告をくれるようになりました。
おばさんがくれた広告に絵を描いて
プレゼントすると、とても喜んでくれ
また白い広告をくれるので
繰り返し何度も行ってたな~

『おばあちゃんが喜ぶから
また絵を描いて持って来てね!』
そう言って
飴玉をくれる時もあったな

でもね、おばあちゃんは
車椅子に乗っていて
目が見えなかったの…
少し大きくなると
目が見えないのに
どうして絵をあげると
喜ぶのかな?
なんて思ったけど
広告くれて褒めてくれるから
嬉しくて、ず~っと
引っ越すまで行ってたな~

でも今なら
なんでおばあちゃんが
喜んでくれてたのか
わかるような気がするな(*v.v)。
きっと心の目で
おばあちゃんを喜ばせようと
嬉しそうに恥ずかしそうに
絵を持ってくる私の姿を
見てくれてたんだろうね

『今日は何が描いてあるの?』
『女の子がチューリップ持って
隣に猫?犬かしら?
動物が描いてあるわ!』
『たぶん、それは犬ね!
あの子この前も捨て犬拾ってきて
怒られてたんでしょ?』
『そうそう、泣きながら
戻しに行ってたわよ~』
そんな会話がされてたのかもね


だいぶ涼しくなってきたね~
もう夏も終わりかな…
最後までお読みくださり
ありがとうございます
